令和６年４月８日(月)に令和６年度の入学式を行いました。

本年度は看護の道を志す61人が入学しました。

近藤由美校長からは、「これからの看護職は、益々進行する少子高齢化の波を受け、地域医療構想に基づき、従来にも増して幅広い場で活躍することが求められています。単に知識を持つのではなく、情報を選択し的確に判断する高度な能力が必要となり、人対人の関係を形成する中では、単なるスキルではない豊かなコミュニケーションと『真のやさしさ』や『相手を尊重し思いやる』人間性も求められています。『人は努力する限り過ちを犯すものだ』といわれる通り、失敗を経験する以前より成長することを期待いたしています。夢を忘れず、学びをともにする仲間と支えあい、高め合い、強い意志をもって学業に励んでください。」と言葉がありました。

新入生を代表して、今井　彩乃（いまい　あやの）さんが、中学校の職業体験で本校を訪れた体験を話し、｢学習過程の中で、それぞれの壁にぶつかることもあると思います。そのような時、ここにいる仲間と分かち合い、支え合いながら乗り越え、より良い看護を目指し、努力します。そして、看護師を志すものとして、一人の人間として成長していきたいです。私たち新入生は、看護学生としての自覚を持ち、同じ道を進む61名の仲間とともに高め合い、切磋琢磨しながら、自らの夢を叶えられるよう努力することを誓います。｣と、入学生としての抱負を述べました。

看護師になる夢をかなえるために努力を誓う今井さん